ここが魅力!金沢大学を目指すあなたへ (金沢大学医薬保健研究域 板谷助教)
「金沢大学の魅力とは」
金沢大学医薬保健研究域 板谷助教

今回は金沢大学の板谷先生にインタビューを行い、金沢大学の魅力をお聞きした。
その内容をまとめたものをご紹介します。
▽金沢大学の魅力

①金沢大学は将来の道をじっくり考えたい人にとってもオススメ
板谷先生:金沢大学の特徴として、まず理系一括・文系一括の制度がある事です。
今の世の中様々な技術が発展する中で将来の職業選択においても多様化が進んでいますが、高校生の内から「将来この道に進みたい!」と定まりきっている学生さんは多くはないと思います。自分が納得する答えを出す為に、大学入学後もじっくり考えたい(もう少し時間のゆとりが欲しい)と考える方が多いはずです。理系一括・文系一括は他の専門性の高い学部とは違い、「大学生活で色々な事を経験し、様々な情報を得る中で進路選択に望んでください」というスタンスなので、まだ本格的に「この学部に行きたい」と定まっていない方にとっては凄く魅力的な場所になっていると思います。
武村(補足):私が学生の時から金沢大学は他の大学と比べて自由度が高い大学だと言われていました。理系一括・文系一括制度はここ数年で始まった制度ですが、型にはめずに伸び伸びと育ってほしいという思いが大学側から感じられます。
②外部との連携が強い大学
板谷先生:金沢大学は民間企業や行政との関わりが強い大学です。
よく文系の学部の方では学生アドバイザーとして企業の経営者を招いているみたいです。
世の中の発展スピードは早い為、大学内だけだとどうしても学びが遅れがちになってしまいますが、金沢大学では現役の経営者から直接評価をもらえるので活きた経営を学ぶ事が出来ます。もちろん文系の学部以外の様々な学部も行政や民間企業と連携して多くの課題に取り組んでいますので、常に新しい事を学びたいという方にとっては凄く魅力的な大学だと思います。
武村(補足):金沢大学は学生もアクティブな方が多い印象です。私の知り合いでも学生の内から石川県の経営者と関わって様々なプロジェクトに取り組んでいる人もいます。なので大学に入ってから「外部と関わっていきたい、様々な事に挑戦したい」と考えている人にとっても良い環境になっていると思います。
③学力だけでなく、その他の能力や人間性も見る大学
板谷先生:魅力というよりかは金沢大学の特徴になりますが"学力以外の能力、そして人間性''も見る大学かなと思います。その理由として近年始まったKUGS高大接続プログラム・特別入試制度が挙げられます。
昔は情報処理能力が高い人材が求められていた世の中でしたが、多様化が進むにつれて探究能力のある人や主体性を持ち他者と協力しながら様々な課題に意欲的に取り組める人が評価される時代に変わりつつある為、金沢大学でもそういった人材に入学して欲しいという思いが感じられます。
武村(補足):KUGS高大接続プログラム・特別入試制度はまず高校で学んだ事に関するレポートや大学のセミナーを受けた上でのレポートを提出し(高大接続プログラム)、ある一定の基準を満たす事で入試出願資格(KUGS特別入試)を得るというものです。KUGS特別入試は、面接・小論文・共通テストの得点で総合的に評価されます。
詳細はこちら→https://www.kanazawa-u.ac.jp/education/admission/special/kugs
▽金沢大学看護学専攻の強み

武村:金沢大学看護学専攻の良さ(強み)を教えて下さい!
板谷先生:看護の理論を学ぶだけでなく、演習時から活きた看護を学ぶ事が出来る事が金沢大学の良さだと思います。看護学専攻では2年時の1年間を通して看護技術を学ぶ演習の授業を行いますが、その中で大学病院の看護師の方を招いて指導をして頂ける演習があります。大学の教員だけでなく実際に現役で看護をしている方達からアドバイス等を頂けるので実習、そして将来看護師になった時にも役立つポイントを学ぶ事が出来ます。
武村(補足):私が学生の時も看護師の方からアドバイスを頂いた授業がありました。
外部の看護師の方を演習に招いて指導をして頂ける機会というのは、他の学校では少ないようなので、活きた看護を実習前に学びたいという人にとっても良い環境だと思います。
板谷先生:近年では訪問看護師の方を招いて(zoomを利用したオンライン形式で)生徒との交流会をしています。今年度では生徒が抱く訪問看護に関する率直な疑問を訪問看護師に聞く機会などを設けました(新卒で訪問看護師になれるのかなど幅広い質問が飛び交っていました)。病院で働く看護師以外の様々な看護職に就く方とも学生のうちから関わる事が出来るのも金沢大学の強み(特徴)です。
武村(補足):ちなみに私が学生の時は地域包括支援センターの保健師の方とも関わる機会がありました!補足になりますが、金沢大学は保健師になる為の課程を選択する事が出来ますので、保健師になりたいという方にもお勧めです。
武村:その他、金沢大学看護学専攻の強みはありますか?
板谷先生:医学部との連携も強い事も金沢大学看護学専攻特徴です。年に数回、医学部と合同グループワークを行う機会があり、チーム医療を学生の内から学ぶ事が出来ます。
また、コロナ禍になってから実際に病院実習に行けない期間が出てきた為、新たな取り組みとしてVRを用いた模擬演習も今後行っていく可能性が高いです。金沢大学では様々な状況に応じて柔軟に対応している為、最先端の授業を受けたいという方にとってもお勧めの大学となっています。
▽高校生へメッセージ

武村:最後に高校生へメッセージをお願い致します!
板谷先生:高校生の内は打ち込める事があるならそれを必死で頑張る事が大切だと思います。よく受験があるから部活を本当は続けたいけどやめるという人を聞きますが、好きならばやめる必要はないと思います。必死で打ち込んでいる時間は試行錯誤を繰り返し、そして全力なはずです。それは後の勉強にも必ず活きてきますので、まずは目の前の好きな事に対して向き合い続ける事が大切だと思います。
また、医療系を目指す学生さんへは「幅広い視点で見る事」も大切だと伝えたいです。
医療分野は専門性が高い分野なので、どうしても盲目的になりがちです。
(高校時、そして大学生になってからも)医療の事に焦点をあててそれだけを勉強するのではなく、色んな事(好きな事があるならそれを)を学んでみると良いと思います。
私(武村)自身今回のインタビューを行うと同時に学生時代を振り返るきっかけにもなったのですが、もう1度大学生活を送れるならもう1回金沢大学に行きたいなと思いました。先程も記事内で書いた通り様々な面で自由度が高い大学であり、何かに打ち込みたい時には全力でサポートして頂けた印象です。またこれは個人的な感想になりますが、友達・先輩を含め優しい人が多いように感じます(実際私が金沢大学を目指した理由は学園祭に行った時に多くの学生の方からフレンドリーに優しく接して頂けて、「この人達と同じ大学に行きたい!」と思ったからです(笑))
とても良い大学だと思いますので目指している方はぜひ頑張って下さい!応援しています!